職業訓練校の実技講習会を見学しました。

講師は３名。油の乗り切った熟練の技術者です。

先ずは位置出しの手順から指導開始。

訓練生の中には初めての位置出し作業に戸惑う生徒もいますがこれも勉強。

この日は１０名の生徒が受講しました。

今日の課題は延段と蹲踞の据え付けです。訓練生にとってはかなりハードルが高い課題です。

殆どの生徒がこのような作業の経験は有りません。作り仕事が減っているので当然のことかもしれません。

講師の方々は自分が得てきた技能　技術を惜しむことなく生徒に伝えています。

講師の熱血指導に生徒も真剣そのもの。右側の生徒はK副理事長のご子息？

生徒自ら選んだ役石に手燭と桶が安定良く乗るかもチェックしました。

生徒全員が今朝の集合時よりも夕方の解散時には自信溢れる顔つきになっているように見えたのは気のせいかもしれませんが　目に見えない何かを得たのは間違いないと思いました。

心配した雨も降らず、怪我をした生徒も無く全て順調にカリキュラムを終える事が出来たのも　講師の事前の準備と当日の段取りの良さに尽きるかと思います。お疲れ様でした。