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植藤造園
夏の記録
2012.6.30

緑のカーテン

今年は節電。
節電と言うと、常日頃から言われていたことですが、
今年は、今まで以上に節電に気をつけなければいけません。
そんな中、植藤ではあるものが植えられました。

そう、ゴーヤです。


植藤造園の事務所は、南側に窓が連なっています。
その窓からの熱気が強いのが、毎年事務所の悩みどころです。
クーラーをつけるのは、基本的に夏の昼過ぎから4時頃までという自然派の植藤ですが、、、
今年は節電も叫ばれている中、、
先月初旬に、部長がゴーヤの苗を事務所南に植えました。

職人根性で半端な事は致しません。
とても本格的です。
今年は5,6月ととても涼しい日が多かったため、植物の成長がイマイチのようです。
職員全員、ゴーヤの伸び具合を気にしているのですが、
「うーん、、、」
という状態が長く続きました。
会長曰く、今年は閏年で(旧暦で言う)3月が2回あったため、涼しいのだとか。
「6月20日が旧暦の5月1日やから、それくらいから暑くなるわ」とのことでした。
実際、そのぐらいから暑くなり、ゴーヤもすくすくと伸び始めました。
どれほど伸びているのか気になり、記録をつけてみました。

ピンク色の印が、6月26日(木)の朝につけたものです。
4日で40cm、一日10cmほど伸びているようです。
植物の細胞分裂のスピードに驚くばかりです。
さて、節電が叫ばれている世の中ですが、、、
本来であれば、普段から気にするべきことです。
人間の都合で地球の資源を頂いて電気、水などを使用している事を
その不自然さを、改めて考えるべきかもしれません。
ゴーヤのカーテンはそんなことも、ふっと教えてくれました。
出来る限り、自然と共に私たち人間も 支えあって、生きていきたいものです。

緑のカーテンの効果は、日射を遮り、日陰を作ることで温度を下げるのが一つですが、
葉の蒸散作用によって、入ってくる風も温度が下がるそうです。
この夏はゴーヤに支えてもらって、暑さを出来る限り凌ぎたいと思う、植藤造園の事務所でした。
㈱植藤造園 設計 ブログ担当者

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