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植藤造園
2016.8.27

筒井筒

 今回は、とある出来事により『井戸』のお話です。
 
 伊勢物語に書かれている一文。
 男曰く、
 『筒井筒 井筒にかけしまろが丈 過ぎしにけらしな 妹見ざる間に』
 女返し、
 『くらべこし 振り分け髪も 過ぎぬ君ならずして たれかあぐべき』

 幼馴染の二人は小さいころは、無邪気に井戸の周りで遊んでいたのですが、
 大人になりなかなか話す機会が無くなり、互いの気持ちを込めた歌です。
 今風に言えば、「相思相愛」で「結果オーライ」の話。
 我が造園界でも『井筒』は多く利用されており、
 植藤にも、
 


 と、いろいろ取り揃えて御座います。御用の方は一報頂ければ幸いです。
 で、最初の「とある出来事」と言うのは・・・
 H(私)の嫁の実家の床下から井戸が見つかりました。
 有るとは聞いていましたが、まだ水が有るとは思いもよりませんでした。

 見つかった時の写真。
 
 老舗の井戸屋さんの『上林鑿泉の会長』に見せた所、まだまだ使えると思うで。
 『植藤の会長』曰く、儂やったら食べる物始末してでも残すわ。
 
 重鎮お二人の御意見により、『古井戸再生プロジェクト』が始まりました。
 まずは、今溜まっている水をポンプで汲み上げてみる。

 釜場が見えます。

翌朝の水位。

 2日後。水位がかなり戻りました。段々水も澄んできた気がします。
 井戸が生きている証拠です。
 この作業を何回か繰り返して「再生」して行きます。 『復活井』にご期待下さい。
 この『井戸』の向かいには、こんな有名な井戸跡が有ります。

 『牛若丸首途(かどで)乃井』
 それならば、うちの井戸は
 『弁慶御帰り乃井』に命名しようかなっと。
 ではでは。
                            ブログ担当: H2O
 
 

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