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植藤造園
夏の記録
2013.6.22

朝顔成長記

種を撒いてから1月半。
芽はすくすくと成長を遂げています。


ようやく梅雨らしく、雨が毎日降り続けた今週。
今日やっと、晴れ間です。
その間も朝顔たちはすくすくと伸びていました。

見てください。
黄色のテープのところが昨日の地点ですが、今日すでに
15cmほど伸びていました。(1マス約12㎝)
去年、ゴーヤの成長を見ていた時も思いましたが、
植物の細胞分裂の速さに驚くばかりです。素晴らしい成長っぷりです。
このツル性植物、朝顔でも洋物の和物、他に夕顔やフウセンカズラが混植されています。
どうやら大きくくなっているのは、ある2種類ばかり。
会長曰く 「洋モンばっかり成長しとる」 そうです。
うーん、、、
私はフウセンカズラを楽しみにしていて、部長は和物の夕顔を楽しみにしています。
頑張れ、日本!
と思わず、応援してしまう今日この頃。
ところで、この網、下段は最初から張ってあったのですが、
上段は、伸びるまで待っていました。
ちょっと伸びが早かった奴がいたのですが、部長が
「ちょっと待っといてね」
と横に誘引させ、2日程してから網を張っていました。すると、、

見てください。
ちゃんと自分の列へ、自力で戻って、成長しているのです!
これを見て部長は
「やっぱり元へ戻るんやな。芯の強いやっちゃ。俺みたいだ。」
そして会長は
「ははあ。ちゃんと元へ戻っとるのう。どこへ行ってもウチに帰るんや。儂みたいや。」
と笑っていました。
そんなお二人に私は思わず、笑みがこぼれました。
部長も会長も、自分と植物を重ねています。
私も、よく自分と植物を重ねます。
私たち人は、成長していくものに自分を重ねる生き物です。
動物に、植物に、自分を重ねて、我を振り返ります。
動植物からしたら
「身勝手な人間が何を言う」
と思っているかもしれませんが…
でも、そうやって重ね、少しずつ成長できたら、いいのかもしれない。
と、お二人を見て、感じました。
「元へ戻る」 ―――自分の「元」とは何だろう。
と若輩者の私は思ってしまいますが、
芯を強く持って、前向きに成長する姿勢を再度学びました。

ネットが緑に覆われ、色とりどりの花が咲くのが今から楽しみです。
(株)植藤造園 設計 ブログ担当者

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