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植藤造園
冬の記録
2012.3.17

暦 ―コヨミ―

日本の暦。
みなさんはよくご存じでしょうか?
今日は彼岸入り。 もうすぐ春分です!


こよみ。
私は今まで、全くなじみがありませんでした。
植藤造園に来て、初めて聞く単語は数知れませんが(お恥ずかしい)
暦もその中の一つです。

寒桜が開花した2月の末ごろから、会長は何かと
「彼岸入りしたら暖かくなるはずや」と言っていました。
他の早咲きの桜も花芽が大きくなっていますが、3/12は雪が積もる寒さでした。
3/17の今日が彼岸入りなわけですが、、、
気象庁によると本日11:30頃、九州で春一番が吹いたという観測がでています!
さて。
暦にはそれぞれ意味がありますが、彼岸はどんな意味があるのでしょう。
「彼岸会(ひがんえ)」は、雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、
前後各3日を合わせた7日間のことです。
暦の上では最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」とします。
春分と秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈みます。
西方に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の極楽浄土に思いをはせたのが
彼岸の始まりだそうです。
もとはシルクロードを経て伝わった、生を終えた後の世界を願う
考え方に基づいています。
心に極楽浄土を思い描き浄土に生まれ変われることを願ったもの(念仏)
と理解されている、とのことです。
(Wikipediaより)
寒桜が咲いて彼岸入りの今日は全国的に雨です。
しかし、気温は暖かく、春を感じさせます。

今まで日本の自然風土・一年の周期に合う「暦」は、学問的に知っている
という程度で「肌で感じる」という事は、ありませんでした。
造園会社にいることで、暦の意味を少しずつ理解出来ている気がします。
会長はよく「歴史を学べ」「自然から知れ」「古老の言うことを聞け」と
言いますが、同じ意味なのかもしれません。
語り継がれる知恵が叡智となって、歴史となり、文化や慣習が生まれ、
日本人としてのアイデンティティーを創るのでしょう。
㈱植藤造 設計  ブログ担当者

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