植藤造園
桜シリーズ
2011.6.24

胎児と幼児

種を集め出して、しばらく経ちました。
集めた種は撒くだけではありません。何をするのでしょう?
今日は、桜の胎児と幼児のお話です。

連日、たくさんの種類を、職人さん達に手伝って頂きながら集めていた種。
それぞれ種類ごとに数を数え終わったところで、次は種を「開く」ことになりました。
見て下さい!この小さな種!!
かわいいですね。

上が殻で下がその中に入っている実の部分です。
種は固い殻の中にナッツの様な穀物が入っています。
割ってみるとまさにナッツです。

写真を撮っているうちにマカダミアナッツやピーナッツににしか見えてこなくて食べてみました。
ナツメグに似た独特の風味があり、割と油分が多かったです。殻も食べられました。
さて。
この半分に割ったところに芽として出てくる胚芽があります。
ちょっと見にくいですが、実の上の部分です。
この種が芽を出して1本の桜として成長していきます。

これが1年前に植えた苗です。まだまだ小さいですね。
成長には随分差があって7cm程度かと思ったら、30cm程度のものもあります。
きっと人と同じで、背の低い人もいれば高い人もいるということなのでしょう。
それにしても、人間の胎児と幼児と比べれば桜の胎児と幼児はスゴク小さいですね。
それなのに、あんなに大きくなって、毎年欠かさず綺麗な花を咲かせてくれて、
なんて立派なのでしょう。
私も桜ほど美しい花を咲かせられなくても、日々毎日まじめにコツコツと生きて行こう、
と思える作業でした。
来年の今頃が楽しみです。
㈱植藤造園 設計 ブログ担当者

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