植藤造園
2016.2.12

桜の掘り取り


1月、2月は桜の掘り取り作業に追われます。これも植藤の冬の風物詩の一つです。
年明け早々、高さ7mはある桜十数本から2m程の苗木数百本までを、発芽前のこの時期に一機に掘りとり、園内はいつもにも増して活気づいています。
大地に根を張って生きている命との対峙ですから、職人の側にも気迫、緊張が感じられ、大声が飛び交います。
私自身、造園業に携わらせて頂いて25年程になりますが、この1年、現場の世界を目の当たりにして
そのスケールの大きさに圧倒されます。
この脈々と受け継がれた伝統技術とその風景は一見の価値ありです。
植藤ならではの 「よいよい」・「よい」 という、共同作業での掛け声も、他の造園屋さんとは違い、其々掛け声があるそう。
この雄々しい作業は、何ともしっとりとした 「嫁入り仕度」、 「桜のお嫁入り」 と称されています。
桜自身と、桜を育てた側からすると、そのような気持ちになりますね。
新しい土地でこの桜が更に盛んに生育をとげるよう、手を施し大事に見守ります。


鋤(すき)  京都ならではの根切り専用の道具







箭棒(せんぼう)  枝をしおる時に添える棒


㈱植藤造園 ブログ担当者

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