植藤造園
ウエトウの植木屋仕事
2012.8.4

会長の園内改造

少し前、職員が駐輪場にしている場所を見て会長がポツリ。
「ここを変えんとなあ」
そして昨日。
構想が実現され始めました。


普段から会長は、園内の整理をしています。
殆どが山の整理で、畑を新しく作ったり、水路を作ったり、、、と、忙しい毎日です。
園内のことを常日頃、気にかけている会長ですが、ずっと気になっていた場所があったようです。
それが、職員が駐輪場にしていた場所で、木の下に苔を置いていたところです。
朝、駐輪場には1台もなく、「あれ?」と思っていたら、会長の園内改造工事が始まりました。

84歳の会長ですが、5tクレーンだって自分で動かします。
これはクレーンの水平を出しているところです。
(※クレーンは足がついていて、重いものを吊りあげてもひっくり返らないよう、水平にします)

会長が手を動かしていたところには、このように水平器がついています。
さて、水平をあわせたところで、改造工事が始まりました。
たまたま園内には出張から戻った職人と、園内管理の職人が2人いたので、
会長とあわせて3名で工事が進められました。

石を据え付け直すところにあったクロガネモチを伐採し(!)、
穴を掘り、対象の石をクレーンで吊ります。

そして、据え付けた後、土決めをしていきます。

この石は、長さ2.2m 幅0.2m 高さ0.8m ほどの大きさでした。
石の比重は2.6程度なのでおよそ 0.9t になります。
それにしても、会長は御年84歳とは思えないタフさです。。

残り並んでいた2石も取り外し、1石だけを据えました。
とりあえず、昨日はそれで一旦終了です。

この道は色んな方が通るので明るくなって良かったです。
鬱蒼とした木の下で、あまり太陽に当たっていなかった苔も、喜んでいるでしょう。
まだ構想の途中段階らしいのですが、一仕事終えて会長は、
「84のじいさんが若いもんと、同じような事をしようと思うからなあ!」
と自分で笑っていました。
いつから考え、やると決めていたのか訪ねたところ、
「ずぅっと考えてて、今日、2人おったから丁度よかったんや」 とのこと。
いつも自分の周りのことを考えて、こうした方がいいか、ああした方がいいか、
と考えている、とのことです。
「なんだってそういうもんや」
と会長は言います。
そうやって少しずつ、空間だけでなく、人生の色んな事が整っていくのでしょうか。
会長のように、若い頃に培っていった技術や知恵を活かせる、生き方をしたいものです。
それにしても真夏の暑い最中、本当にお疲れ様でした。
㈱植藤造園 設計 ブログ担当者

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