植藤造園
ウエトウの植木屋仕事
2008.11.6

ヨーロッパへお手入れ

今回は職人さん目線のブログでございます。
さてここは、ドイツ・ベルリンの"融水苑"
こちらの門からどうぞおすすみ下さい。

こんにちは
前回のブログでかなり盛り上げていましたが、あまり気にせず見てください。
今回は、海外(ドイツのベルリン)で作庭した庭園について書かせていただきます。
ベルリンに行くのに苦労するのは飛行機です。
関空からドイツのフランクフルト空港まで飛行機で約12時間の空の旅・・・と、
ベルリンまであと約1時間の空の旅。
合計約13時間は乗物酔いの激しい私にとっては結構長い旅です。
ただ、最近の飛行機は座席毎にテレビが付いたりと、そういった点では快適に行くことができます。
が、椅子に座りっぱなしなので、お尻はちょっと痛くなりました・・・
今回は庭のお手入れという事で行ってきました。
さすがに道具の機内持込は無理ですので、スーツケースに入れて持って行きます。
道具と言っても、取敢えずハサミとノコがあれば庭の手入れはできますので。
あと、ハシゴや脚立等の足りないものは現地調達です。
庭作りとなるといろんな道具が要りますので、前もって船便で送ることもあります。
これがヨーロッパとなると一ケ月以上かかる場合があるので大変です。
さて、この"融水苑"ですが、ベルリンと東京の友好関係の象徴として、
『融合如水以成和』をテーマに作庭されました。融合すること水の如く、以って和と成す
という意味で、聞き慣れない言葉だと思いますが、人類の真の和を願っています。
この日本庭園が完成したのは2002年のことです。
完成当時は樹木も小さく明るい庭園です。

こちらは現在の写真。樹木が良く成長してきたため、今回庭のお手入れを行いました。

門から入ったところに石張りが有ります。
庭園資材等はすべてドイツ国内で入手したものです。

主庭です。
禅庭園(枯山水)の庭になっております。茶屋(如水亭)からの眺めです。

枯滝周辺の園路(飛石)です。

流れと園路です。

庭園南東側には縁台と滝があり水の音を聞きながらゆったりとできる空間があります。
園路には所々飛石等がありますが、奥の縁台まで回れるようバリアフリーになっています。
この公園では、常に管理の手が入っているので非常にきれいな落ち着いた庭園になっています。
ベルリンに来られた時には、是非一度赴いていただきたい庭の一つです。
ただし、公園に入る時にはお金がかかります。
植藤造園 ブログ担当者

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