植藤造園
2016.7.9

お釈迦様の思惑

 ショート・ショートシリーズが終わり、今回から通常バージョンです。
 先日、芦屋のW様邸に四方仏手水鉢を据付けに行って来ました。
 鎌倉中期の代物です。大きさと言いなれ具合と言い風格抜群です。
 
 仏教では四方仏と言い東西南北の仏の国にそれぞれ一人ずつ如来が居ると言われてます。
  
  西:阿弥陀如来
  南:釈迦如来
  北:弥勒菩薩
  東:薬師如来
 
  の方角に向け据え付けてきました。
  
  ところで、H(私が)引掛かったのは方角では無く人選の方です。
  御存知の様に仏様にも『位』が有り
  『如来』をトップに『菩薩』『明王』『天部』『羅漢』と続きます。
  おそらくこの中で『釈迦如来』が四方仏の人選を仕切ったと考えられます。
  先ず、自分(釈迦)・阿弥陀さん・薬師さんと順調に決まり
  あともう一人誰にするか・・・
  如来にはあと『盧舎那仏』さんと『大日』さんが控えております。
  ここで何故、お釈迦さんはもう一人をワンランク下の『菩薩』から選んだか!!!
  まさか、それなりの候補者を集めてくじ引きをしたとは思われません。
  『阿弥陀』さんが作ったくじで。(アミダくじの起源?!)
  確かに『弥勒菩薩』は『釈迦』の没後56億7千万年後に
  『如来』になる事が約束されていた方とは言え。やはり格下です。
  うーん?「笑点の司会者」選びでもあるまいに。

  
  「無い毛」を・・・違ごた、「無い知恵」を絞った結果、一つの『悟り』を開きました。
  これはお釈迦さんの『ナイス心配り』で有る事が。
  
  もう一つの座を例えば『盧舎那仏』さんにすると、5人中ただ一人が落選になり
  『大日』さんの落胆ぶりは想像に絶する落ち込みになると。逆でも一緒。
  これでは『如来』会の空気が乱れる。そこで2人から選ばずに『菩薩』から選ばれた。
  これは、お釈迦さんの『教え』として、
  「地位」や「年数」「伝統」に胡坐をかいていると(仏だけに)
  下の者に足元をすくわれるぞと。
  また、下の者は常に「精進」「努力」しているといづれ大抜擢が有るぞと。
 
  さすが、お釈迦さん参りました。深ーい人選。教訓にさせて頂きます。
  ところで、
  
 これが西の阿弥陀さんですが、私にはもうどう見ても
 『ビー〇・た〇し』にしか見えなくなりました。コマネチ!
*ここは、一植木屋の戯言ですので、仏教会様からの苦言・提言は受け付けません。
 ではでは。
                                  ブログ担当:仏のH
 

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